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腰痛の原因は、「姿勢の悪さ」や「ストレス」だけではありません。
実は、「寝相のよい人」が腰痛になっているケースが多いです。
その理由ですが、「寝返り」が少ない人ほど筋肉が硬くなってしまっています。
筋肉が硬いとそれに関連する、じん帯や血管が圧迫されて痛みに繋がる場合があります。
今回は、そんな寝ている間の身体にかかる負担について説明していきたいと思います。
上記で寝返りが少なく寝相が良い人ほど、筋肉が硬くなり、それに関連した痛みが生じやすいと説明しました。
例えば、腰痛がある人で「朝起きると痛みが強くてなかなか起きれない」事があると思います。
そういう人はすごく寝相が良い人だと思います。
寝返りが少ないと、腰回りの筋肉が圧迫され、炎症物質が放出されます。
また、痛みに敏感な背骨近くのじん帯に負荷がかかる状態が続きます。
さらに、血管も同じように圧迫され、放出された炎症物質をうまく肝臓等の臓器に運ぶ事ができません。
以上の事が朝起きた時、強い腰痛が起こるメカニズムと考えられています。
つまりは、腰痛で悩んでいる人の多くは、寝返り動作が少ないという事になります。
尚、一般的な就寝中の寝返りの回数は、24回だそうです。
寝返り動作というのは、実は全身運動で広範囲の筋肉の柔軟性が必要です。
裏を返せば柔軟性が低い人は睡眠中の寝返りができにくいという事になります。
つまり、硬くなっている筋肉をピンポイントでストレッチやら、軽めのマッサージやら、リラクゼーション等によって緩める習慣をつける必要があるわけです。
朝、起きるときの腰痛が気になる方や、寝返り動作が難しいと思っている方は、特に筋肉の柔軟性が低下しやすい、股関節や肩周囲のストレッチを寝る前に行ってみてください。
経験上、腰痛持ちの患者さんは、胸の筋肉、腹筋、太もも、お尻、ふくらはぎの筋肉が他の筋肉と比べ硬い傾向にあります。
でわでわ今日はこの辺で